和光市で試験運行 自動運転バス 知事試乗
和光市は、自動運転バスの導入に向けて市内で試験的な運行を実施しています。
大野知事は、23日バスに試乗して取り組みを視察しました。
和光市は、将来的な運転手不足に備え、2020年度から自動運転バスの導入を検討しています。
今月15日から、来月13日までは市民らを対象に試験的にバスを運行しています。
23日は、大野知事や柴﨑光子市長がバスに試乗して運行ルートを回りました。
自動運転の区間は、和光市駅北口から民間の物流施設までの往復およそ4.7キロのうちのおよそ2.9キロです。
バスは運転手が乗った状態でハンドル操作や加速・減速を自動で行う「レベル2」で走行します。
現在は、バス専用通行帯以外の一般車線での安全性などを検証していて、市は、来年度以降、通年での本格運行を目指す方針です。
大野知事は「公共交通を市民県民の足として維持するためには、こういった自動運転に取り組む自治体を一つでも増やしていくことは不可欠だと思っているので、我々としても横展開、他の地域にも紹介させてもらいたい」と話しました。