詐取金で競艇か 税務署員1億円超を脱税疑い
競艇の払戻金で得た収入を隠し、所得税1億3500万円を免れたとして、関東信越国税局は7日、茨城県の竜ケ崎税務署の職員を懲戒免職処分としました。
詐欺の疑いで書類送検し、所得税法違反の疑いなどでさいたま地検に告発しました。
懲戒免職処分となったのは、竜ケ崎税務署に勤務する鴻巣市の松尾康成職員(25)です。
関東信越国税局によりますと、松尾職員は2023年からことし1月、さいたま市内の高齢女性に「新たに税金が発生する」などとうその説明をして、およそ85万円をだまし取った疑いが持たれています。
また、去年までの3年間に競艇の払戻金などでおよそ3億4000万円の収入を得ていたにも関わらず、申告せずに所得税およそ1億3500万円を免れたとしています。
松尾職員は、おととし7月まで浦和税務署に勤務していて、2022年11月からことし1月、高齢女性に「家族に仕送りをする」などとうそを言い、総額およそ1億5000万円を受け取っていたとみられています。
松尾職員は関東信越国税局の調査に対して、「賭け金が大きくなり生活費にも困るようになった」と話しているということです。
関東信越国税局の首藤好明総務部長は、「今回の事件を厳粛に受け止め、再発防止のために万全の措置を講じる」とコメントしています。
