10月20日(月)のニュース

無許可で女性に接待させる 経営者を逮捕

 さいたま市大宮区のガールズバーで無許可で従業員に接待させたとして、警察は20日、店を経営する38歳の男を逮捕しました。

 風営法違反の疑いで逮捕されたのは、さいたま市大宮区仲町の建設業で店を経営する清水隆太郎容疑者(38)です。

 警察によりますと、清水容疑者は2022年4月の開店からことし8月までの間、接待を伴わないガールズバーを装い、県公安委員会から許可を受けずに女性従業員に接待させていた疑いが持たれています。

 開店からおよそ3年半の売り上げは、1億円以上にのぼるとみられています。

 警察の調べに対し、清水容疑者は、「隣に座って接客しなければ問題ないと思った」と容疑を否認しています。

 警察は、清水容疑者が暴力団と繋がりがあるとみて詳しく調べています。

保育園に放火しようとした疑い 保育士の女逮捕

 18日、松伏町の保育園で起きた火事で、警察は勤務先の保育園に放火しようとしたとして、保育士の女を19日逮捕しました。

 調べに対し「人間関係に嫌気が差した」と話しているということです。

 18日午後10時半ごろ、松伏町松伏の「ゆたか保育園」で火事があり、1階にある職員室と2階の図書室の床の一部が焼けました。

 当時、保育園に人はおらずけが人はいませんでした。

 警察は19日、建造物侵入と非現住建造物等放火未遂の疑いで、この保育園に勤務する杉戸町木野川の保育士 今成沙弥香容疑者(31)を逮捕しました。

 保育園に設置された防犯カメラに不審な人物が写っていて、警察が調べていました。

 今成容疑者はこの保育園に10年以上勤めていて、調べに対し「人間関係に嫌気が差した」と供述しているということです。

 警察が詳しいいきさつを調べています。

防犯のまちづくり県民大会

 今月11日の「減らそう犯罪の日」にあわせ、防犯のまちづくり県民大会がさいたま市で開かれました。

 本庄市長で県防犯協会連合会の吉田信解会長は、2022年以降、刑法犯の認知件数が増加傾向にあることをふまえ「私たちが目指すのは、より安全で安心して暮らせるまちの実現です。そのためには、高い防犯意識を持った県民の参加が不可欠です」と、防犯に向けた連携の強化を呼びかけました。

 そして、長年にわたって地域の防犯活動に取り組んできた個人や団体などが表彰されました。

 また、3202点の応募があった防犯ポスターコンクールで、自宅に鍵をかけることの大切さを描いた小学2年生の福田あかりさんや、安心なまちづくりへの願いを描いた高校2年生の新沼澄怜さんなど最優秀賞に輝いた児童生徒に表彰状が贈られました。

 このあと、警察官をかたった特殊詐欺への注意を呼びかける寸劇が披露されたほか、防犯アドバイザーの玉置恭一さんが講演し、最近の侵入窃盗の手口から自身を守るための防犯対策を、実演しながら紹介しました。

創立100周年記念 尚美学園大学が映画製作

 川越市にある尚美学園大学は、来年、創立100周年を迎えることを記念して「勇気と創造」をテーマに、映画製作に取り組むことになりました。

 20日開かれた製作発表の記者会見には、プロデューサーを務める尚美学園の永山賀久理事長や、監督を務める尚美学園大学芸術情報学部の藤橋誠准教授らが出席しました。

 創立100周年を記念した映画「ソフィアリア」は、「勇気と創造」がテーマで、AIやeスポーツなどが日常生活に急速に浸透する中、現実と虚構の世界で若者が葛藤する様子を描きます。

 撮影は川越市で行われ、永山理事長は映画製作を通じて、地域連携や地域貢献のひとつのモデルになるのではないかと述べました。

 一方、藤橋准教授は県内に在住または通学している高校生、専門学生、それに大学生を対象にオーディションを行い、キャスティングすると発表しました。

 地元・川越と一体となり市民参加型で製作される映画「ソフィアリア」は、来年10月に学内で上映され、再来年2月に一般公開を予定しています。

子どもたちが新校舎建設現場を見学

 子どもたちに担い手が不足している建設業界に興味を持ってもらいたいと、三芳町は、小学校の新校舎と複合公共施設が建設されている現場の見学会を開きました。

 三芳町立藤久保小学校の1年生から3年生の児童が見学したのは、三芳町の藤久保地区で進められている公共施設の再整備事業の建設現場です。

 三芳町立藤久保小学校の校庭には、4階建ての新校舎を建設するほか、図書館や地域交流センターなどが入る複合公共施設の整備が進んでいて、来年9月の開業を予定しています。

 児童たちは、軽量鉄骨を使用した保健室の建設やクレーンで足場を組み立てる作業など、普段、立ち入ることができない建設現場を見学しました。

マリーゴールド見頃

 本庄市の「マリーゴールドの丘公園」で、オレンジ色のマリーゴールドが見頃を迎え、訪れた人たちを楽しませています。

 本庄市早稲田の杜にある「マリーゴールドの丘公園」では、およそ4000平方メートルのエリアに、1万4000株ほどのマリーゴールドが咲き誇っています。

 マリーゴールドは夏に咲く花ですが、種をまく時期や水の量、それに温度を調整しながら、秋に楽しんでもらえるよう育てているということです。

 また毎年、品種を少しずつ変えていて、ことしは花が大きくオレンジ色が鮮やかな品種にしました。

 訪れた人たちは、丘一面をオレンジ色に染めるマリーゴールドを写真に撮るなどして楽しんでいました。

 マリーゴールドは、来月上旬まで楽しめるとのことです。