県立高校の共学化めぐり 日吉亨教育長と意見交換
県立高校の共学化をめぐり、県教育委員会が「主体的に共学化を推進していく」との報告書をまとめてから1年以上が経過する中、日吉亨教育長が19日夜、男女別学を支持する高校生や保護者と意見交換を行いました。
意見交換会には、県内の高校に通う生徒と、その保護者合わせて30人が参加しました。
はじめに、生徒から日吉教育長に、男女別学の維持に関する要望書が手渡されました。
生徒からは、県教育委員会が共学化を推進する理由を「高校3年間を男女が互いに協力して学校生活を送ることに意義がある」としている点を挙げ、「具体的な根拠やデータを示してほしい」などと共学化に反対する意見が上がりました。
これに対し、日吉教育長は、「仕事や日常生活など社会に出たら男女が協力するのは当然なので、学校教育でも男女が一緒に学ぶ共学校のほうが適していると考えている」などと述べました。
