8月28日(金)のニュース

春日部農林振興センター整備 不適切疑いの事業執行

 県は春日部農林振興センターの用水路や農道などを整備する事業で、工事の支払いなどに関して複数の職員による不適切と疑われる事業執行があったと発表しました。

 不適切と疑われる事業執行があったのは、春日部農林振興センター「さいたま中央地区」のほ場整備事業です。

 県農村整備課によりますと、追加の工事は文書で依頼するルールがあるにもかかわらず、予算の裏付けがないおよそ3億円規模の新たな工事を受注業者に口頭で指示していました。

 また、本来公費を支出することができない受注業者と下請け業者の支払いにかかるおよそ3億円の経費を県が負担することを、容認するなどしていたということです。

 去年6月、受注業者から未払い金があるとセンターに相談があり発覚しました。

 原因について県は、公金を支出する際のルールをないがしろにしていたこと、積算や契約にあたり、組織としてのチェック体制が機能していなかったことを挙げています。

 県は今後、外部の専門家で構成する第三者委員会を早急に設置するなどして、事実関係を解明していく方針です。

渋沢MIXで「ガバメントピッチ」

 官民連携によるまちづくりを推進するため、市町村が地域の課題を企業に向けて発信するイベント、「ガバメントピッチ」が28日、さいたま新都心の渋沢MIXで開催されました。

 「ガバメントピッチ」は、県が推進している市町村の持続可能なまちづくりを支援する「埼玉版スーパー・シティプロジェクト」の一環で行われました。

 28日は、さいたま市や皆野町など5つの市と町が、参加したおよそ60の企業らを前に抱える地域課題のプレゼンテーションを行いました。

 トップバッターのさいたま市は高齢化や、生産年齢人口の減少、市のアプリを利用する世代が偏っていることを課題に挙げました。

 そのうえで、公民学の連携基盤がある美園地区を実証フィールドとして提供できることなどをアピールし、幅広い世代の市民に対する高齢者見守りや子育て支援など、デジタル技術を活用した生活支援サービスについてプレゼンしました。

 また、日本一暑いまちとして知られる熊谷市は、急増する熱中症リスクを課題として挙げました。

 これまで大学と連携して熱中症の研究を行った実績や、市内8か所に気象観測システムを備えていることなどをアピールし、プッシュ通知を利用した市民や労働者への熱中症リスクの提供についてプレゼンをしました。

 参加した企業は、自社の技術力やソリューションを活かして地域の問題解決ができるか、プレゼンした5つ市町に質問をするなど活発な交流を行いました。

新座市の中学生 市長に優秀賞を報告

 8月17日に都内で行われた日本舞踊ジュニアコンクールで優秀賞を受賞した新座市の中学生が市役所を訪れ、並木傑市長に結果を報告しました。

 新座市役所を訪れたのは、新座市立新座中学校2年の兼子詩さんです。

 兼子さんは、8月17日に都内で行われた22歳以下が出場する「日本舞踊ジュニアコンクール」の中学生の部で優秀賞を受賞しました。

 日本舞踊は歌舞伎舞踊の技法を基本としていて、音楽に合わせて着物や扇子などを使って人の感情や物語の情景を表現します。

 兼子さんは小学6年生のときに日本の歴史に興味を持ち着物を着てみたいという思いから日本舞踊を始めました。

 28日は、新座市の並木市長から市のイメージキャラクター「ゾウキリン」の人形を受け取ると日本舞踊を披露しました。

 並木市長は「すばらしいです。これからも頑張ってください」と称えました。

政治団体「埼玉県央議員政策フォーラム」設立

 県央地域の地方議員らが、新たな政治団体を立ち上げたことが、関係者への取材で分かりました。

 新たに立ち上がったのは、「埼玉県央議員政策フォーラム」です。

 南13区選出で、7月、立憲民主党を離党し、無所属となった町田皇介県議が代表を務めます。

 そのほか、比例北関東ブロック選出で、中道改革連合の、大島敦衆議院議員や、上尾市、鴻巣市、桶川市、北本市の4市の市議と伊奈町議、あわせて22人で構成されています。

 代表の町田県議は、テレ玉の取材に対し、主な活動について、メンバー間の情報交換や政策研究、相互支援などとしたうえで、「今後の政党組織化は考えていない」としています。

 「埼玉県央議員政策フォーラム」は、9月1日、県選挙管理委員会に政治団体の届け出をする予定です。

さいたま市桜区 1人死亡の住宅火災

 28日明け方、さいたま市桜区で2階建て住宅が全焼する火事があり、焼け跡から性別不明の1人の遺体が見つかりました。

 28日午前4時すぎさいたま市桜区下大久保の小西千代子さん(85)の住宅で「火事になっている」と近くに住む70代の女性から110番通報がありました。

 火はおよそ2時間後にほぼ消し止められましたがこの火事で2階建て住宅が全焼し、焼け跡から性別不明の1人の遺体が見つかりました。

 警察によりますと、この家には小西さんと50代の長男が2人で暮らしていて火事の後、小西さんと連絡が取れていないということです。

 また、長男は病院に搬送されましたが命に別状はないということです。

 警察は、遺体が小西さんとみて身元の確認を進めるとともに詳しい火事の原因を調べています。

朝霞市 自転車の男性はねられ死亡

 28日朝、朝霞市の交差点で自転車に乗っていた78歳の男性が貨物車にはねられ死亡しました。

 28日午前8時前、朝霞市泉水の市道交差点で自転車に乗って横断歩道を渡っていた市内に住む仲野智さん(78)が右折してきた貨物車にはねられました。

 この事故で、仲野さんは、頭などを強く打ち病院に搬送されましたがおよそ3時間半後に死亡が確認されました。

 警察は貨物車を運転していた春日部市武里中野の会社員、早川竜治容疑者(50)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。

 調べに対し、早川容疑者は「自転車と衝突する事故を起こし、相手に怪我をさせたことは間違いありません」と容疑を認めているということです。

 警察は容疑を過失運転致死に切り替え事故の詳しい状況を調べています。

7月の県内有効求人倍率 0.97倍

 ことし7月の県内の有効求人倍率は、0.97倍で、前の月を0.02ポイントを下回り、2か月ぶりに減少しました。

 埼玉労働局によりますと、ことし7月の有効求職者数は、8万9225人で、前の月から1.4パーセント増加しました。

 一方、有効求人数は、8万6707人で、前の月より0.4パーセント減少しました。

 この結果、仕事を求める人1人に対して、何人の求人があるかを示す有効求人倍率は、0.97倍で、前の月を0.02ポイント下回り、2か月ぶりに減少しました。

 現在の雇用情勢について、埼玉労働局は、「求職者が引き続き高水準にあり、求人の動きにも足踏みがみられるなど、持ち直しの動きに弱さが感じられる」としたうえで、「物価上昇・中東情勢などが雇用に与える影響に留意する必要がある」と指摘しています。

川越市立美術館 「三島樹一展 たねから宙へ」

 川越市の川越市立美術館では、「豆」をテーマにした木彫りの作品を直接触れて鑑賞出来る展覧会が開かれています。

 川越市立美術館のタッチアートコーナーでは、目の不自由な方や、子どもたちなどに、より美術に関心を持って貰おうと全ての作品に触れて鑑賞出来る展覧会を開いています。

 現在の展覧会は、北海道出身の彫刻家、三島樹一の作品展で、還暦を機に自身の殻から脱皮しようとする志が「豆」の姿と結びついて制作を始めた「豆」をテーマにした木の彫刻作品11点が展示されています。

 色を塗らずに木目を生かしたものや、黒色や銀色に着色した存在感のあるものなど「豆」の持つ生命力や包容力を感じさせる大小さまざまな作品は、全て触れて鑑賞することが出来ます。

 「三島樹一展たねから宙へ」は9月13日まで、川越市立美術館で開かれています。