三郷市の政治倫理審査会「議員辞職勧告」相当と決定
三郷市役所の受付窓口で、職員らに暴言をはき、業務を妨害したとして、書類送検された三郷市議会の関根和也議員(45)について、28日行われた政治倫理審査会は、「議員辞職勧告」が相当であると決定しました。
28日開かれた4回目の政治倫理審査会で、関根議員の行為は、名誉と品位を損ない、三郷市議会への信用を失墜させているとし、全会一致で、「議員辞職勧告」が相当であると決定したということです。
関根議員は、ことし7月下旬から9月中旬にかけて、市下水道課の受付窓口で、職員らに対し、「官製談合やったんだよ。犯罪者はここにいちゃいけないんだよ」などと暴言を吐き、業務を妨害したとして、今月7日に書類送検されています。
関根議員をめぐっては、職員らを大声で怒鳴ったほか、SNSで木津雅晟市長や、市幹部らを誹謗中傷したとして、ことし9月の定例会で、辞職勧告決議案を全会一致で可決していました。
しかし、その後も市職員に対し、「犯罪者を辞めさせろ」「お前も犯罪をしているのか」など不適切な行為を止めず、繰り返したため、先月6日、市長から、再度審査の申し入れがあり、政治倫理審査会が調査していました。
