11月21日(金)のニュース

秩父市 住宅火災 2人死亡

 20日夕方、秩父市の木造平屋建て住宅で火事があり、この家に住む60歳の男性が死亡したほか、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。

 警察は遺体が男性の91歳の母親とみて身元の確認を進めるとともに火事の原因を調べています。

 20日午後6時すぎ、秩父市相生町の平山武男さん(60)の家から火が出ているのを近くに住む男性が見つけ119番通報しました。

 火は、およそ3時間半後に消し止められましたが、この火事で木造平屋建て住宅が全焼したとみられています。

 焼け跡からは1人が遺体で見つかったほか、平山さんが意識不明の状態で病院に搬送されましたがその後、死亡が確認されました。

 警察によりますと、この家には平山さんと91歳の母親が2人で暮らしていて、火事のあと母親と連絡が取れなくなっているということです。

 警察は、遺体は母親とみて身元の確認を進めるとともに火事の原因を詳しく調べています。

クリスマスまで1か月 ポインセチア 出荷始まる

 クリスマスまでおよそ1か月に迫る中、入間市ではクリスマスを彩るポインセチアの出荷が始まっています。

 入間市寺竹の篠園芸では、ことし、定番の深紅に加え、ピンクや薄い黄色など合わせて12種類、およそ6万鉢のポインセチアを栽培していて、20日から出荷作業が始まっています。

 メキシコなどの中央アメリカが原産のポインセチアは、「苞」と呼ばれる葉が鮮やかな赤やピンクなどに色づくのが特徴です。

 また「祝福する」「聖夜」などの花言葉を持つことなどから、クリスマスを彩る植物として人気があります。

 篠園芸によりますと、ことしは夏の暑さが厳しかった一方、そこから気温が急激に下がったため、葉の色付き具合など栽培管理が非常に難しかったものの、例年通りによく成長したということです。

 ポインセチアの出荷作業はこれから最盛期を迎えて来月20日ごろまで続く予定で、首都圏の市場などに出荷されます。

 また、連休明けの今月25日から篠園芸でも直接販売するということです。