11月21日(金)のニュース

日本維新の会 藤田共同代表 外国人問題への政策など訴え

 日本維新の会の藤田文武共同代表が県内入りし、JR川口駅前で外国人問題への政策と衆議院議員定数削減などを訴えました。

 藤田共同代表は、違法行為や不法行為、制度の誤用や乱用など川口市などで起きている外国人問題に関して連立政権を組む自民党に提出した政策要望に、盛り込んだことを強調しました。

 この他、衆議院議員定数1割削減などを訴え「国民の生活を良くするために政治家が皆さんのために一心不乱に働くそういう政治を作りたい」と主張しました。

秩父市 住宅火災 2人死亡

 20日夕方、秩父市の木造平屋建て住宅で火事があり、この家に住む60歳の男性が死亡したほか、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。

 警察は、遺体が男性の91歳の母親とみて身元の確認を進めるとともに火事の原因を調べています。

 20日午後6時すぎ、秩父市相生町の平山武男さん(60)の家から火が出ているのを近くに住む男性が見つけ、119番通報しました。

 火は、およそ3時間半後に消し止められましたが、この火事で木造平屋建て住宅が全焼したとみられています。

 焼け跡からは1人が遺体で見つかったほか、平山さんが意識不明の状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。

 警察によりますと、この家には平山さんと91歳の母親が2人で暮らしていて、火事のあと母親と連絡が取れなくなっているということです。

 警察は、遺体は母親とみて身元の確認を進めるとともに火事の原因を詳しく調べています。

東8区(越谷市) 県議補選 21日告示

 浅井明県議の死去などに伴う県議会議員東8区の補欠選挙が21日告示され、5人が立候補しました。

 東8区・越谷市の補欠選挙に立候補したのは、届け出順に地域政党・越谷市民ネットワーク公認の山田裕子氏(42)、無所属の石川隆美氏(60)、自民党公認の橋本健人氏(35)、共産党公認の苗村京子氏(66)、無所属の大野保司氏(62)の新人5人です。

 東8区の補欠選挙は今月30日に投票が行われ即日開票されます。

12月県議会 陥没事故の補正予算案約84億円

 大野知事は、来月1日に開会する12月定例県議会に提出する49議案を発表しました。

 八潮市の道路陥没事故に伴う県道の復旧工事など、およそ84億円の補正予算案を計上しています。

 県は、八潮市の道路陥没事故に伴う補正予算案に83億9100万円を計上しました。

 具体的には下水をう回させるための仮排水管の撤去や、来年4月の供用開始に向けて県道2車線の復旧費用などが盛り込まれています。

 これまでにかかった関連予算は、総額で278億7100万円です。

 大野知事「陥没現場にお住まいの県民の皆さんあるいは県道を利用される皆さまが日常生活に戻ってもらえるよう、年度内完成を目標に県道の仮復旧に取り組んでまいりたい」

 また、顧客や取引先から不当なクレームを受ける「カスタマーハラスメント」の防止にむけ、県や顧客、事業者などの責務を定めた条例案も提出します。

 罰則は設けられず、可決されれば周知期間を経て来年7月1日に施行される予定です。

 12月定例県議会は来月1日に開会し、一般質問などを経て19日に閉会します。

和光市 22日から「交通事故防止特別対策地域」に

 9月以降、交通死亡事故が多発している和光市を県は、明日から3か月間「交通事故防止特別対策地域」に指定し、集中的な交通安全対策に取り組むとしています。

 和光市では今月5日、自転車に乗り車道に止まっていた男性(59)が大型ダンプカーに跳ねられ、死亡した事故など9月からの3か月間に、交通事故で死亡した人が3人となりました。

 そのため県は、和光市を22日から来年2月21日までの3か月間、「交通事故防止特別対策地域」に指定し、市長を本部長とした対策本部を設置しました。

 期間中、和光市では、県や県警本部なども協力し集中的な交通安全対策に取り組みます。

 今年度の県内交通事故防止特別対策地域の指定は初めてです。

越谷市の林泉堂など6件 登録有形文化財へ

 国の文化審議会は、越谷市にある林泉寺の本堂や表門などを、国の登録有形文化財に登録するよう文部科学大臣に答申しました。

 「林泉寺」は1297年に建てられたとされる古刹で越谷市内でも数少ない中世の寺院です。

 本堂は入母屋造桟瓦葺で屋根が前に突き出たつくりになっています。

 内陣に禅宗様の須弥壇があり、格天井にユリやマツなどの草花、イヌやタカなどの動物の彩色画を華やかに飾っています。

 表門は全体を朱色に塗っていることから「赤門」と称されています。

 切妻造桟瓦葺で「扇に日の丸」の浮彫をあしらったかえる股や吹寄菱格子で飾っているところが見どころです。

 鐘楼堂は柱が垂直ではなく中心に向かって傾斜させて立てる「四方転び」という技法で造られています。

 本堂や表門など林泉寺の6つの建造物は、官報の告示後に、国の登録有形文化財に登録される予定で、県内では230件になります。

レディアファミリーのグッズ専門店 22日オープン

 浦和レッズのマスコットキャラクター、レディアファミリーのグッズ専門店が22日、さいたま市内にオープンします。

 22日、イオンモール浦和美園にオープンするのは、浦和レッズのマスコットキャラクター、レディアファミリーのグッズを販売する専門店、「REDIAFACTORY」です。

 「つくって、うまれて、あふれだす。レディアだらけの工場へようこそ!」をコンセプトに、店内には、大きな歯車や配管が張り巡らされ、さらに回転レーンには、レディアのぬいぐるみが流れるなど、工場をイメージした内装になっています。

 常設のクラブマスコット店のオープンはJリーグ初ということで、サポーターに試合前後に足を運んでもらうことに加えて、マスコットキャラクターに親しんでもらうことで、将来、チームを応援してもらたいという思いも込められています。

 店内ではレディアファミリーのぬいぐるみや、Tシャツ、ステッカー、書き下ろしイラストのグッズなど、およそ8割から9割がここでしか買えない品が販売されています。

 また自分で選んだワッペンを、店員さんに貼ってもらい完成するオリジナルTシャツを作ることもできます。

 店内には隠れレディアもいるなど、遊び心にあふれた「REDIAFACTORY」は、イオンモール浦和美園3階に明日、オープンします。

西武園ゆうえんち 「ノスタルジック・クリスマス」

 所沢市の西武園ゆうえんちで、21日からクリスマスイベント「ノスタルジック・クリスマス」が始まりました。

 イベントでは、園内の「夕日の丘商店街」がクリスマス仕様の装飾で彩られています。

 商店街の登場人物が来園者と一緒に音楽に合わせて商店街を練り歩く「ハイカラ・パレード」も、音楽に鈴の音が入ったり出演者がクリスマス飾りを身に付けたりするなど、冬を感じさせるパレードとなっています。

 このほか、ことしは昭和に換算して昭和100年にあたることにちなんだ企画もあります。

 昭和女子大学の学生と西武園ゆうえんちが一緒に考えた令和と昭和のコラボメニューが、21日から期間限定で商店街の喫茶店などで提供されています。

 このうち「ナポラーたん」は昭和から親しまれているナポリタンと、最近流行中の麻辣湯を融合させ、しびれる食感とマイルドな辛さが特徴です。

 また「瓶ラムネフルーツポンチ」は、写真映えを意識したカラフルなゼリーが詰まったフルーツポンチに昔懐かしいラムネを注ぐことでフルーツの甘酸っぱさをより楽しむことができます。

 西武園ゆうえんちのクリスマスイベントは来月25日まで行われます。

クリスマスまで1か月 ポインセチア 出荷始まる

 クリスマスまでおよそ1か月に迫る中、入間市ではクリスマスを彩るポインセチアの出荷が始まっています。

 入間市寺竹の篠園芸では、ことし、定番の深紅に加え、ピンクや薄い黄色など合わせて12種類、およそ6万鉢のポインセチアを栽培していて、20日から出荷作業が始まっています。

 メキシコなどの中央アメリカが原産のポインセチアは、「苞」と呼ばれる葉が鮮やかな赤やピンクなどに色づくのが特徴です。

 また「祝福する」「聖夜」などの花言葉を持つことなどから、クリスマスを彩る植物として人気があります。

 篠園芸によりますと、ことしは夏の暑さが厳しかった一方、そこから気温が急激に下がったため、葉の色付き具合など栽培管理が非常に難しかったものの、例年通りによく成長したということです。

 ポインセチアの出荷作業はこれから最盛期を迎えて、来月20日ごろまで続く予定で、首都圏の市場などに出荷されます。

 また、連休明けの今月25日から篠園芸でも直接販売するということです。