11月20日(木)のニュース

ベトナム人ら容疑者宅から指輪など押収 被害品か

 熊谷市や志木市の住宅に侵入し、100件余りの窃盗事件に関与していた疑いでベトナム人ら男女11人が逮捕された事件で、容疑者の自宅などから被害品とみられる指輪やネックレスなどを押収したことが警察への取材でわかりました。

 ベトナム国籍で、群馬県大泉町の無職ファム・ホン・リン容疑者(32)が、窃盗などの疑いで20日送検されました。

 警察は19日ベトナム人などを含む20代から30代とみられる男女11人を逮捕し、このうち男8人は今月、熊谷市の窃盗事件や志木市の窃盗未遂事件に関与した疑いが持たれています。

 警察は、これまでにメンバーの自宅などから被害品とみられる指輪やネックレスなどを押収したということです。

 グループはおよそ100件の連続窃盗事件などに関与した疑いがあり、被害総額は2194万円にのぼるとみられていて警察が調べを進めています。

県内企業倒産 12年ぶり年間400件超確実

 先月の県内企業の倒産件数は36件で、ことしの倒産件数は368件となりました。

 帝国データバンク大宮支店は、年間の倒産件数は12年ぶりに400件を超えるのは確実だとしています。

 先月、負債額1千万円以上を抱えて倒産した県内企業は、前の年の同じ月と比べ6件増え36件でした。

 倒産件数が前の年の同じ月を上回るのは5か月連続です。

 負債総額は25億1900万円で、前の年の同じ月と比べ11億2900万円増えました。

 ことしの倒産件数は368件となり、2013年の455件以来12年ぶりに、年間で400件を超えることが確実となりました。

 帝国データバンク大宮支店は、「物価高や人手不足、中国経済の減速やトランプ関税の影響などマイナス材料は多い。しばらくの間、企業倒産は緩やかな増加傾向が続いていくものと思われる」としています。