4月28日(火)のニュース

春の褒章受章者発表 県内からは16人が選出

 春の褒章受章者が28日発表され、県内からは16人が選ばれました。

 建築大工として長年働いてきた寄居町の福島正雄さん(74)。

 木材加工の分野で高い技術を持ち、後進育成、伝統技能の継承に力を尽くしていることなどから黄綬褒章を受章しました。

 福島さんは、高校卒業後の4年間、別の仕事をしていましたが、22歳で兄に誘われて大工の道に進みました。

 「差し金」と呼ばれるL字型の定規を使い木材の角度を割り出して加工を行う伝統的な木材加工技術、「規矩術」を得意とします。

 これまでに多くの表彰を受け74歳になった今も現場に立ち続ける福島さん。

 ほかの大工からの信頼も厚く、今のやりがいは次の世代に技術を伝えていくことだと話します。

さいたま市 新庁舎の概算事業費 約770億円に

 さいたま市は、2031年度、さいたま新都心に移転を予定している新庁舎について、完了した基本設計を発表しました。

 パブリック・コメントを踏まえて一部見直しを行ったものの物価高騰の影響を受け、概算事業費は、およそ770億円と中間段階から70億円ほど増えました。

 2031年度に供用開始を目指すさいたま市役所の新庁舎は行政棟、議会棟、中広場の3つで構成されています。

 基本設計のポイントは、市民生活を守れる防災中枢拠点としての庁舎、市民が集い、憩える庁舎、緑あふれる脱炭素型の庁舎、長きにわたり質の高い行政サービスを提供できる庁舎の4点です。

 寄せられた市民の意見を踏まえ、災害時の非常用発電機をガスのみに変更するなど見直しを図りましたが、物価高騰の影響などで、去年10月の基本設計素案から最終的に70億円ほど増えておよそ770億円となりました。

 市は、年内に事業者を選定する予定で、今年度中に実施設計を、来年度新庁舎建設予定地のバスターミナルの解体工事を開始、来年度末には新庁舎の建設工事着手を目指します。

MDMAを密輸した疑い ベトナム国籍の男2人逮捕

 先月、合成麻薬MDMA1.3キロを密輸したとして、警察は28日、ベトナム国籍の男2人を逮捕しました。

 麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、三郷市彦川戸の無職、ゴー・ヒュー・フォック容疑者(26)らベトナム国籍の男2人です。

 警察によりますと、2人はほかの人物と共謀し、先月、末端価格およそ650万円相当の合成麻薬MDMA1.3キロを営利目的でドイツから三郷市内の自宅に密輸した疑いが持たれています。

 先月24日、東京税関から通報を受けた警察が送り先などを捜査し、2人の犯行を特定したということです。

 MDMAは、段ボールの中に入った壺の下の緩衝材に埋め込んで隠されていたということです。

 警察は、捜査に支障があるとして、2人の認否を明らかにしていません。

 警察は、押収量から販売目的とみて、入手経路や販売先などを詳しく調べています。

浦和レッズ スコルジャ監督との契約解除

 浦和レッズは、28日、マチェイ・スコルジャ監督との契約を解除したと発表しました。

 スコルジャ監督は、ポーランド出身で54歳。

 2023年シーズンレッズの監督としてチームをAFCチャンピオンズリーグ優勝、ルヴァンカップ準優勝に導きました。

 個人の都合で、1シーズンで監督を退任するも、2024年シーズン途中から再び監督に、2月から始まった明治安田J1百年構想リーグでは、連勝がないまま3月14日の第6節ヴェルディ戦から前節マリノス戦までPK負けを含めて7連敗となっていました。

 契約解除にあたりスコルジャ監督は、「困難な状況の中、最後までチームとともに戦い抜く覚悟で取り組んでまいりました。しかしながら現状について協議を重ねた結果、チームには変化が必要と感じこのような決断に至りました。クラブで過ごした約3年間は、私に素晴らしいものを与えてくれました。来シーズン、レッズがチャンピオンになることを心から願っています。」とコメントしています。

 なお、スコルジャ監督の後任として、田中達也U21監督兼トップチームアシスタントコーチが残りのリーグ戦を暫定的に指揮をとると言うことです。

3月の有効求人倍率 2か月ぶりに上昇

 ことし3月の県内の有効求人倍率は1.11倍で、前の月を0.02ポイント上回り、2か月ぶりに上昇しました。

 埼玉労働局によりますと、ことし3月の有効求職者数は8万7455人で、前の月から1.9パーセント減少しました。

 一方、有効求人数は9万6886人で、前の月より0.3パーセント減少しました。

 この結果、仕事を求める人1人に対して何人の求人があるかを示す有効求人倍率は1.11倍で、前の月を0.02ポイント上回り2か月ぶりに増加しました。

 現在の雇用情勢について、埼玉労働局は「求職者が引き続き高水準にあり求人の動きにも足踏みがみられるなど持ち直しの動きに弱さが感じられる」としたうえで、「物価上昇・中東情勢などが雇用に与える影響に注意する必要がある」と指摘しています。

熊谷市 「江南の藤」見ごろ

 熊谷市で、「江南の藤」として親しまれている藤の花が見頃を迎え訪れた人を楽しませています。

 「江南の藤」として親しまれる「ノダナガフジ」は、樹齢が150年と推定され大木の幹の周りはおよそ2・1メートルで、藤棚は縦15メートル横35メートルに及びます。

 市内に住む大島敬治さんが、自宅の庭で育ててきたもので、現在は、地元のボランティア「江南の藤保存会」が管理を続けています。

 一般公開公開されて50年目となることしは、気温が高い日が続いたため例年よりも開花が早くおよそ1・4メートルの長い花房全体に淡い紫色の花が咲き、周囲に甘い香りを漂わせています。

 江南の藤は来月5日ごろまでが見頃で、9日には花の摘み取りを行う予定です。