市有地を不正売却 さいたま市元職員を在宅起訴
JR与野駅西口の土地区画整理事業を巡り市の所有する土地を不正に売却したとして、懲戒免職となったさいたま市の元職員の男が有印公文書偽造と行使の罪で在宅起訴されました。
在宅起訴されたのは、さいたま市の元職員橋爪秀雄被告(53)です。
起訴状などによりますと、去年1月、与野まちづくり事務所の所長補佐を務めていた橋爪被告は、正規の手続きをせずに市長印を使用して土地の売買契約書を偽造し交付するなどして、民間企業に土地を売却した罪に問われています。
さいたま市は、去年6月、有印公文書偽造と行使の疑いで浦和西警察署に刑事告発し、橋爪被告は11月に書類送検されていました。
清水市長は「今後の裁判の状況を注視するとともに、第三者委員会による検証を進めてまいります」とコメントしています。