12月11日(木)のニュース

全国高校ラグビー初出場 慶応志木健闘誓う

 今月27日に開幕する高校ラグビーの全国大会に、県代表として初出場する慶応志木高校の監督と選手らがテレ玉を訪問し、大会での健闘を誓いました。

 テレ玉を訪れたのは、竹井章監督や浅野優心キャプテンら4人です。

 テレ玉の黒沢万里子常務は「これまで培った力を発揮して、一戦一戦勝ち進むことを期待しています」と激励しました。

 これを受けて、ラグビー部の竹井章監督は「長い時間をかけてやっと勝ったチームですので、花園でも泥臭く地道に頑張っていきたいです」と意気込みました。

 慶応志木高校ラグビー部は、創部68年目で初の花園出場となります。

 慶応志木高校ラグビー部は、今月27日、1回戦で青森代表の青森山田と対戦します。

岩井姉妹が米ツアーV 史上初の“双子優勝”を報告

 女子ゴルフのアメリカツアーで史上初めて双子で優勝を果たした岩井明愛選手と千怜選手が大野知事に結果を報告しました。

 県庁を訪れたのは、川島町出身の女子プロゴルファー、岩井明愛選手と千怜選手です。

 ことし5月に千怜選手、8月には明愛選手が女子ゴルフのアメリカツアーで優勝を果たしました。

 アメリカツアーで双子がそろって優勝するのは史上初の快挙です。

 大野知事は、「切磋琢磨しながら全米でのメジャー優勝を目指してさらに活躍してほしい」と話し、来シーズンの活躍に期待を込めました。

さいたま地検  鎌田隆志検事正 会見で抱負

 10日付けで就任したさいたま地検の鎌田隆志検事正が記者会見し、「真相に見合った処分や処罰を、適正かつ迅速に実現したい」と抱負を述べました。

 鎌田隆志検事正は鹿児島県出身の57歳。

 東京大学法学部を卒業後、1994年に任官、これまでに最高検の検事や、盛岡地検の検事正などを歴任しています。

 容疑者を不起訴にした場合の理由の公表について、鎌田検事正は「関係者のプライバシーや公益上の必要性を考慮して相当と認められれば説明する」と述べました。

川口市で11日から 拉致被害者・特定失踪者写真展

 今月16日までは「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」です。

 これに合わせて川口市では「拉致被害者・特定失踪者写真展」が11日から開かれています。

 写真展は、拉致問題を風化させないようにと川口市と「拉致問題を考える川口の会」が、毎年、この時期に開いています。

 川口市出身の田口八重子さんは、1978年、22歳で北朝鮮に拉致されました。

 会場には、田口さんの幼いころの写真などおよそ40点が展示されています。

 拉致されるおよそ1年前の写真は、田口さんが、笑みを浮かべながら長女と長男に、母の優しいまなざしを向けているのが印象的です。

 また、北朝鮮による拉致の疑いがある藤田進さんら特定失踪者4人の写真や、ことし10月に北朝鮮による拉致被害者家族とアメリカのトランプ大統領が面会した際の写真も展示されています。

 この写真展は、川口市立中央図書館で、今月15日まで開かれています。

県内企業の倒産件数 ことし2番目の少なさ

 先月の県内企業の倒産件数は30件でことし5月に次いで2番目に少なくなりました。

 一方で、年間の倒産件数は12年ぶりに400件を超えるのは確実な情勢です。

 先月、負債額1000万円以上を抱えて倒産した県内企業は前の年の同じ月と比べ2件減り30件でした。

 ことしの倒産件数では2番目に少なくなりました。

 負債総額は14億7100万円で、前の年の同じ月と比べて21億8400万円減少しました。

 一方で、ことしの倒産件数は398件となり、2013年の455件以来、12年ぶりに年間で400件を超えることが確実な情勢です。

 帝国データバンク大宮支店は、「収まる気配のみえない物価高や人手不足に加え、中国との関係悪化による経済への影響を不安視する声は高まっている」と指摘しています。

 そのうえで、「中小・零細企業を取り巻く環境は依然として楽観できる状況になく、企業倒産は一進一退を繰り返しながら緩やかに増加していくことが予想される」としています。

開業25周年に向け埼玉高速鉄道社員が特別清掃

 来年3月28日に開業25周年を迎える埼玉高速鉄道。

 利用客らに感謝の気持ちを伝えようと、社員たちが浦和美園駅の特別清掃を行いました。

 特別清掃は、利用客や沿線地域の住人に感謝の気持ちを伝えるとともに改めて設備をきれいにしようというもので、埼玉高速鉄道が今月8日から16日までの日程で全ての駅で行います。

 11日は浦和美園駅で行われ、平野邦彦社長や社員など23人が参加しました。

 社員たちは、ポスターが貼られていた壁からシールをはがしたり、天井にたまったほこりを取り除いたりしました。

 また、駅のホームでは、雑巾やデッキブラシを使いながら点字ブロックの汚れを落とす作業が行われました。

 参加した人たちは、開業25周年の新しい年に向けて一生懸命に掃除をしていました。