6月8日(月)のニュース

カッター切りつけ問題 両親が第三者調査委の設置求める

 4年前、伊奈町にある県立伊奈学園中学校で、男子生徒が同級生にカッターナイフで切りつけられた問題で、男子生徒の両親が県教育委員会から独立した第三者調査委員会の設置を求める要望書を県に提出しました。

 男子生徒の両親によりますと、2022年6月、県立伊奈学園中学校で、当時中学3年生の男子生徒が教室で同級生にカッターナイフで切りつけられて右ひざを7針縫うけがをしました。

 当時、男子生徒はこの同級生からの報復を恐れて学校と両親に「転んでけがをした」と説明していましたが、高校3年生となった去年6月に、三者面談で同級生から切りつけられたことを告白しました。

 両親は、高校に対して傷害事件と申告したものの、学校側は調査をしなかったと訴えていて、県教育委員会から独立した第三者調査委員会の設置を求める要望書を大野知事宛に提出しました。

 会見で、両親は、「経緯を調査して責任を明確にしてほしい」と話していました。

スポGOMI甲子園で2連覇 川口市長に結果報告

 高校生が拾ったごみの質と量で競い合う「スポGOMI甲子園」で大会2連覇を果たした県立川口工業高校の生徒たちが、川口市役所を訪れ、岡村ゆり子市長に結果を報告しました。

 川口市役所を訪れたのは、県立川口工業高校掃除部の3年生、瀬古竜廉さん、鈴木薫さん、高橋陽生さんの3人です。

 2019年に始まったスポGOMI甲子園は、1時間の制限時間内に集めたごみの質と量で競うもので、去年11月に都内で開催されました。

 大会で、川口工業高校は、31.94キロのごみを拾い、通算4度目の優勝と、大会史上初の2連覇を果たしました。

 生徒たちは、結果の報告と合わせて、ポイ捨てや歩きタバコの規制に関する条例案を作ることを提言しました。

 岡村市長は、「2連覇おめでとうございます。誰もが安心して住みやすいきれいな川口市となるために、力を貸してくれればうれしいです」と称えました。

CF建設費募る 「済生会川口乳児院」 落成式

 老朽化した施設の建て替え費用を集めようと去年、クラウドファンディングで協力を呼びかけていた川口市の児童福祉施設「済生会川口乳児院」の建て替えが完了し、8日落成式が行われました。

 済生会川口乳児院は、保護者の事情などで、家庭での養育が一時的に難しい0歳からおおむね6歳までの乳幼児が入所する施設として、1979年に開設されました。

 設立から47年が経ち、老朽化する施設を建て替えることになりましたが、資材高騰で建設費用が計画当初から3億円増えおよそ10億円に膨らんでいました。

 このため、去年9月から12月までクラウドファンディングで協力を呼びかけ、807人からおよそ1636万円の寄付が集まりました。

 8日の落成式で、済生会の炭谷茂理事長は、「新しい乳児院では、子どもたちにとって、もうひとつの温かいおうちとなるよう、質の高いサービスが提供されることを期待しています」と挨拶しました。

 施設では、5人程度のユニットを6つ設け、保育士や栄養士に加え、家庭支援専門相談員など様々な専門職が関わり、子ども達の発達や健康をサポートします。

 また、医療的なケアが必要な子どもにも対応出来る体制が整えられています。

給付金詐取疑い 支援会社の代表 再逮捕

 先月、東松山市から給付金をだまし取った疑いで通所支援事業会社の代表の男が逮捕された事件で警察は、同様の手口で坂戸市から給付金を不正受給したとして男を再逮捕しました。

 詐欺の疑いで再逮捕されたのは、障害児通所支援事業などを営む会社の代表で栃木県鹿沼市に住む河合佑亮容疑者(43)です。

 警察によりますと、河合容疑者は2020年5月から2022年4月まで、自身が運営する坂戸市の事業所で利用者の児童1人の通所回数などを24回にわたり水増しして請求し、障害児通所給付費を含むおよそ480万円を市からだまし取った疑いが持たれています。

 調べに対し、河合容疑者は「会社の経営難で水増しを始めたが水増ししたお金は私的なことにも使った」と容疑を認めているとうことです。

 河合容疑者はおととし10月、県から事業社指定を取り消され、先月には同様の手口で東松山市からおよそ881万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで逮捕されその後、起訴されていました。

 県などによりますと不正受給の総額は17の自治体であわせておよそ6500万円にのぼるとみられ、警察が関連を調べています。

今月15日開会 6月定例県議会 10議案発表

 大野知事は今月15日開会の6月定例県議会に提出する10議案を発表しました。

 「クビアカツヤカミキリ」による被害拡大への対策など46億9500万円あまりの一般会計補正予算案などが盛り込まれています。

 一般会計補正予算案は、46億9500万円余りです。

 このうち、サクラやウメなどの樹木を枯らす特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」の対策費として、およそ11億円を計上しました。

 県によりますと、学校や公園、街路樹など県が管理する施設の樹木について被害が確認された場合、伐採や薬剤を塗布するために充てられます。

 また、各市町村が実施する対策への支援には、これまで最大1000万円としていたのを被害拡大を受けて上限を撤廃しました。

 また、国の補正予算に対応し福祉施設職員の処遇改善や物価高騰を受け、高齢者施設などで備品の購入費用や食材費の給付金として35億8600万円余りを計上しています。

 このほか議案では、暴力団事務所の開設や運営を禁止する区域の拡大などを盛り込んだ条例改正案を提出します。

 6月定例県議会は今月15日に開会し、一般質問や委員会の審査などを経て来月3日に閉会する予定です。

さいたま水族館 “危険な生き物”学ぶ特別展

 海や川に生息する「危険な生き物」の生態を学べる特別展が、羽生市のさいたま水族館で開かれています。

 会場では噛む力の強いワニガメや、毒を持つカエルなど、「危険な生き物」の生態を紹介しています。

 「ピラニア・ナッテリー」はキラキラとしたうろこと赤い腹部が特徴です。

 鋭く切れ味抜群の歯と強靱なあごを使い獲物にかみつきます。

 獰猛な肉食魚「ガー」はワニのような長い口と鋭い歯で動くものには何でも反応します。

 肉食性で大型なので食べる量がとても多く、生態系に悪影響を与える恐れがあることから特定外来生物に指定されています。

 このほか、同じ危険でも「絶滅の危険」にさらされている国の天然記念物の「ミヤコタナゴ」も展示されています。

 特別展「でんじゃらすすいぞくかん」は羽生市のさいたま水族館で8月31日まで開かれています。

さいたま市 待機児童数が5年連続ゼロ

 ことし4月1日現在、さいたま市の認可保育施設に入れない待機児童数は5年連続でゼロでした。

 さいたま市によりますとことし4月1日現在、認可保育施設の利用申し込み者数は、前の年の同じ時期より118人多い3万1695人で過去最多でしたが、待機児童数は5年連続でゼロでした。

 市は、保育需要が特に高かった浦和区、西区、緑区などの地域を中心に昨年度、9つの認可保育施設を整備し定員を440人増やすなど受け皿を確保してきました。

 一方、育児休業中で復職の意志を確認できなかったり、特定の保育所のみ申し込みをしていて、認可保育施設に入ることが出来なかったりした場合は、待機児童に含まれておらず、そうした利用保留児童の数は、1123人となっています。

 利用保留児童について市は「既存施設の整備などを行い、1人でも多くの希望者が入れるようにしていきたい」としています。