4月21日(火)のニュース

下水道「1年以内の要対策」 県内は11.8キロ

 八潮市の道路陥没事故を受けて国土交通省が全国の自治体に要請した下水道管の調査で、県内で新たに腐食や亀裂などにより速やかな対応が必要と判断された下水道管があわせて11.8キロあったことが分かりました。

 国土交通省がことし2月末時点の結果をまとめたところ、県内で新たに腐食や亀裂などにより「原則1年以内の速やかな対応が必要」と判断された「緊急度1」の下水道管はあわせて11.8キロありました。

 自治体別に見ると県管理で390メートル、新座市の4.6キロ、戸田市の2.2キロ、さいたま市の1.1キロなどです。

 去年9月の国土交通省の発表では「緊急度1」の県内の下水道管は4.4キロでした。

 大野知事は21日の会見で県管理の3.5キロのうち、「0.7キロについて対策が完了した」としたうえで「国が示す緊急度に関わらず対処が必要と認めた箇所から対策を進めている」と説明しました。

維新県総支部 青島新代表 統一地方選「上積み」

 日本維新の会県総支部の新代表に今月6日に就任した参議院議員の青島健太氏が会見し、来年春の統一地方選で県内地方議員の議席数の「上積み」を目指すと強調しました。

 青島健太氏は68歳、県立春日部高校から慶応大学に進み、東芝を経て、プロ野球のヤクルトスワローズに入団。引退後はスポーツライターやキャスターで活躍しました。

 2019年の県知事選挙で、自民・公明の推薦を受けて立候補しましたが落選。
 2022年の参院選では比例で初当選しました。

 21日の会見で青島氏は、日本維新の会が関西の政党というイメージが強い中、「埼玉県から日本維新の会の存在感を出し党勢を拡大したい」と述べました。

 また、来年春の統一地方選では、現在、県内に24人いる地方議員の議席数の「上積み」を強調しました。

春日部市 部長級職員が避難所開設訓練

 春日部市で、部長級の職員を対象とした避難所の開設訓練が行われました。

 訓練は、災害時に指示を送る立場の部長級の職員が、避難所の開設や運営までの流れを知ることで、迅速な初動対応と、的確な意思決定に繋げ、想定外の出来事への対応力の向上を図るのが狙いです。

 午前の訓練には市の幹部職員12人が参加し、マニュアルを見ながら、検温所を開設したり物資を利用して体調不良者のための仕切りの設置や段ボールベットの作成などを行いました。

 そして、避難所の運営側と避難者側に分かれて、検温所担当や避難者数の集計などを行う庶務担当などに分かれて避難所の運営を行いました。

 参加した職員たちは、突発的な災害時に備えて声を掛け合いながら訓練に取組んでいました。

県 日本生命と包括的連携協定 再締結

 自治体ごとの医療費の傾向を分析した「ニッセイ医療費白書」の提供に伴い、県と日本生命は、包括的連携協定を再締結しました。

 県庁を訪れたのは、日本生命の朝日智司社長など5人です。日本生命は、全国で初めて、2016年4月に埼玉県と包括的連携協定を結んでいます。

 今回、日本生命から自治体ごとの患者や住民1人あたりの医療費などを集計し、医療費の傾向を分析した「ニッセイ医療費白書」が、去年12月から自治体を中心に提供開始されたことに伴い、その内容を明記した包括的連携協定を改めて再締結したものです。

 再締結にあたり、大野知事は、「国が医療に関して政策を変えてきていて、行政がいかに対処していくのかは自治体共通の課題。日本全体にこういった取り組みが広がれば」と期待を寄せました。

 県によりますと、今後は、がんの早期発見の重要性を伝えるセミナーの開催や、日本生命の職員が特定健診の受診を促すチラシなどを配るなどの連携事業を行っていくということです。

GWの県内高速道路 渋滞予測 下りのピークは来月2日

 今月25日からのゴールデンウィーク期間中における県内高速道路の渋滞のピークは、下り線が来月2日、上り線が来月5日と見られています。

 NEXCO東日本によりますと、今月25日から来月6日までの12日間で高速道路の渋滞のピークは、下り線が来月2日で、東北自動車道で羽生PA付近を先頭に午前7時に40キロ、関越自動車道で高坂SA付近を先頭に午前9時に30キロの渋滞が予測されています。

 一方上り線は、来月5日で、東北自動車道で加須IC付近を先頭に午後6時に35キロ、関越自動車道で坂戸西SIC付近を先頭に午後2時に40キロの渋滞が予測されています。

 NEXCO東日本は、渋滞予測を参考に、混雑する日時を避けた「分散利用」への協力を呼びかけています。

笛木醤油 能登の大豆を使ったしょうゆ完成

 川島町にある笛木醤油で、能登半島地震の復興を願い去年3月に能登産の大豆を使って仕込んだしょうゆが完成し、販売に向けて、瓶詰め作業が行われました。

 21日行われたのは、完成したしょうゆを5000本の600ミリリットルの瓶に詰めて、ラベルを貼る作業です。

 笛木醤油では1789年の創業当時から木桶でしょうゆを作り続け、去年、創業235年を記念しておよそ150年ぶりに新桶を手がけました。

 今回完成したのは、その新桶に、去年3月、石川県輪島市で被災した醸造所で使用されていた珠洲市産の大豆およそ1800キロと埼玉県産小麦およそ1500キロを使用して仕込まれたしょうゆおよそ5500キロです。

 新桶にはしょうゆの発酵に欠かせない微生物がいないため、失敗する可能性もあるなかでおよそ1年間、発酵、熟成させたしょうゆは、コクがあるうまみの高いしょうゆに仕上がったということです。

 完成したしょうゆは、22日から金笛しょうゆパークや金笛醤油のオンラインストアなどで販売され、売上の一部は復興支援の義援金として能登へ寄付されるということです。