9月15日(月)のニュース

安全運転イベントでバイク突っ込み 4人けが

 15日午前、川口市内の自動車教習所で安全運転のイベント開催中に大型バイクが参加者に突っ込み、運転していたインストラクターを含む男性4人がけがをしました。

 このうち2人は重傷ですが、いずれも病院に搬送された際に意識はあったということです。

 15日午前10時50分すぎ、川口市舟戸町の自動車教習所「飛鳥ドライビングカレッジ川口」で、バイクの安全運転のイベント開催中に「見物人にバイクが突っ込んだ」と119番通報がありました。

 警察や消防によりますと、50代から60代の男性4人が病院に搬送され、2人が重傷、2人は軽傷ということです。

 いずれも搬送された際、意識はあったということです。

 教習所では、初心者や一度運転から離れて、再びバイクに乗り始めたリターンライダー向けの安全運転講習のイベントが開かれていました。

 バイクを運転していたのはインストラクターの男性とみられ、1000ccの大型バイクが参加者に突っ込んだということです。

 イベントは事故のあと中止となりました。

 警察は詳しいいきさつなどを調べています。

県内観測地点6か所で真夏日 残暑続く

 9月も半ばとなりましたが、残暑が続いています。

 日中の最高気温は熊谷で31.6度を記録するなど、県内8か所の観測地点のうち6か所で30度以上の真夏日となりました。

 3連休最終日の15日も広い範囲で高気圧に覆われて気温が上がりました。

 日中の最高気温は、熊谷で31.6度、久喜で31.4度、鳩山で31度ちょうどなど6つの地点で30度以上の真夏日となりました。

 JR熊谷駅前では、9月になっても真夏と変わらず、日傘を差したり扇風機を手にしたりする人の姿が見られました。

 17日は、さいたまで35度以上の猛暑日になる予想です。

 熱中症に警戒し、エアコンの適切な利用やこまめな水分補給など、引き続き対策を徹底するようにしてください。

 一方、週の後半は秋雨前線が南下する影響で気温が下がり、ようやく秋の気配を感じられそうです。

知的好奇心を刺激 「子ども大学かぞ」入学式

 大学や自治体が連携して子どもたちに学びの場を提供する「子ども大学かぞ」の入学式が、加須市の平成国際大学で行われました。

 「子ども大学かぞ」は大学教授や地域の専門家などが講師となり、子どもの知的好奇心を刺激する講義を提供していて、今回で12回目です。

 今年度は市内の小学4年生から6年生の20人が入学しました。

 児童は15日から4回にわたり、平成国際大学のキャンパスなどを会場に自然環境や自分の夢などをテーマに講義を受けます。

 入学式で平成国際大学の柏木俊彦学長は「皆さんが持っているもので、一番価値のあるものは将来です。大学で、現在の自分とこれからの自分を思い描き、将来を考える機会にしてほしい」と式辞を述べました。

 このあと、入学した児童たちは、1人ずつ自己紹介をして「学生生活」をスタートさせました。

15日は静御前の命日 久喜市で墓前祭

 9月15日は、源義経の恋人・静御前が亡くなったとされている日です。その静御前をしのぶ墓前祭が15日、久喜市で行われました。

 墓前祭には、久喜市の梅田修一市長や静御前遺跡保存会の会員などおよそ70人が参加しました。

 市によりますと、静御前は、恋人の義経を追って奥州に向かう途中に義経の死を知り、悲しみのあまりに病に伏します。

 そして、1189年9月15日に久喜市栗橋地区の伊坂で亡くなったと伝えられています。

 その後、静御前の伝説を聞き、墓標が無いことを哀れんだ江戸時代後期の役人が1803年に墓を建立し、現在は栗橋駅の東口に置かれています。

 墓前祭に参加した人たちは、お経が読み上げられる中で焼香をして手を合わせ、静御前へ祈りをささげていました。

敬老の日 長寿の象徴「エビ」のイベント

 敬老の日の15日、狭山スキー場では、長寿の象徴である「エビ」にちなんだイベントが開かれ、多くの家族連れなどでにぎわいました。

 狭山スキー場で開催された特別イベント「あつまれエビバディ~海老祭~」は、敬老の日を記念して65歳以上が入場無料となりました。

 敬老の日の15日は「エビのように腰が曲がるまで長生きできますように」という願いを込めて「海老の日」とも定められていることからエビにちなんだ様々なイベントが開かれました。

 本物のエビを釣ることができる「えび釣り体験」は、ノンフライヤーで加熱してその場で食べることができます。

 このほか、エビに見立てた障害物を乗り越えてゴールを目指す「えびえび障害物コース」など体験型のアトラクションが多く用意され、家族で楽しむ人の姿が多くみられました。

 狭山スキー場の担当者は、「イベントを通して子育て世代の人たちがより身近で楽しめる施設になれば」と話していました。

三連休最終日 川口市で健康へ関心深めるイベント

 3連休最終日の15日、健康への理解と関心を深めてもらおうというイベントが川口市で開かれ、多くの家族連れで賑わいました。

 このイベントは、国が定める健康増進普及月間・食生活改善普及運動月間にあわせて開かれました。

 会場ではさまざまなプログラムが用意されていて、子どもから大人の幅広い世代が健康や身体機能についての知識を学ぶことができます。

 体力測定のコーナーでは、片足立ちや握力を測って体力をチェックできるほか、正解すると景品がもらえる健康クイズも行われました。

 また、健康作りに関するパネルコーナーでは、生活習慣病の基礎知識やストレス対処法など日々の生活に役立つ情報を紹介しています。

 訪れた人たちはクイズに答えたり体力を測定したりして、健康への関心を深めていました。

 このイベントは、川口市の彩の国くらしプラザで今月23日まで開かれています。