今シーズン県内初 嵐山町で鳥インフルエンザ確認
県は30日、嵐山町の採卵鶏農場で県内で今シーズン初めて高病原性鳥インフルエンザが確認されたと発表しました。
県畜産安全課によりますと、29日午後4時15分ごろ、川越家畜保健衛生所に嵐山町の採卵鶏農場から「1つの鳥小屋で42羽死んでいる」などの通報があり、県のA型インフルエンザ簡易検査で陽性と判明、さらに、30日行われた遺伝子検査で高病原性の「H5亜型」であると確認されました。
県は30日午前8時半から大野知事を本部長とする緊急対策本部会議を開くとともに午前10時から農場で飼養しているおよそ24万羽の殺処分を始めました。
さらに、この農場を中心として半径3キロ以内を移動制限区域半径10キロ以内を搬出制限区域としました。
今回の殺処分は、1か所の殺処分数としては、これまでで、最も多く、県は、来月7日までに殺処分、翌日の8日までに防疫措置を完了させる見込みです。
