9月30日(水)のニュース

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5年連続で月給・ボーナスの引き上げを勧告

 さいたま市人事委員会は30日、職員の給与について民間との差を解消するため、5年連続で月給、ボーナスともに引き上げるよう清水勇人市長に勧告しました。

 市の人事委員会によりますと、調査は、ことし4月から6月までの間に、市内にある民間事業所のうち、企業規模100人以上かつ、事業所規模50人以上の445の民間事業所の中から無作為に抽出した107の事業所を対象に行われました。

 この結果、市の職員の月給は、民間に比べ1万1876円、率にして2.78%下回っていました。

 また、ボーナスも民間とくらべて年間で0.07か月分下回っていました。

 このため、人事委員会は、大卒と高卒の初任給をそれぞれ9500円引き上げるよう求めています。

 また、各組織の業務遂行で、重要な役割を担っている中堅層以上の職員を重点に、すべての号級での月給の引き上げと、ボーナスの支給月数を0.05か月分引き上げて4.70か月分とするよう勧告しています。

 人事委員会によりますと、月給、ボーナスともに引き上げるのは5年連続だということです。

小4男児死亡ひき逃げ事件 情報提供と時効撤廃訴え

 熊谷市で当時小学4年生の男の子がひき逃げされ死亡した事件は、30日で17年が経ち、時効まで3年に迫っています。

 男の子の母親が、地元のコミュニティFMに出演し、事件の解決に向けた情報提供の呼びかけと、死亡ひき逃げ事件の時効撤廃を訴えました。

 2009年9月30日午後6時50分ごろ、熊谷市本石の市道で、当時小学4年生の小関孝徳くんが書道教室から自転車で帰宅する途中、車にひき逃げされ死亡しました。

 県警は、ことし8月末時点で延べ2万1524人の捜査員を投入していますが事件は17年経った今も未解決のままです。

 県警は、孝徳くんが2台の車にはねられた可能性があるとみて、「危険運転致死罪」で捜査しています。

 時効の成立は、3年後の2029年9月30日です。

 命日の30日、孝徳くんの母親は、地元のコミュニティFM「FMクマガヤ」の番組に出演し、未解決のままとなっている事件への情報提供と、死亡ひき逃げ事件の時効撤廃を訴えました。

 孝徳くんの母親「あの日何があったのか、真実を知りたいという思いは変わりません。公訴時効まで3年です。逃げ続けている悪質なひき逃げ事件の時効撤廃に向けて、逃げきれない社会、逃げることを考えない社会になるために、大切な人と過ごすというかけがえのない日常が、突如として奪われることがないように、法改正を求めて社会に呼びかけていきます。孝徳ごめんね。いつか会える日が来るまで、お母さんは頑張るので見ていてほしいです」

警察署長会議 小澤本部長 特殊詐欺への対処訓示

 県警の警察署長会議が30日開かれ、小澤孝文本部長は、増加する特殊詐欺の被害などあらゆる課題に対処するよう訓示しました。

 会議には、県内39の警察署の署長など144人が出席しました。

 去年まで4年連続で増加していた県警が認知した刑法犯の件数は、ことしは減少傾向にある一方で、自転車の盗難が多発しています。

 また、ことし8月末時点の県内の特殊詐欺は、認知件数と被害額ともに過去最悪だった去年を上回る状況です。

 こうした現状を踏まえ小澤本部長は、「県民の安全・安心の確保を成し遂げるためには、必要な取り組みを強力に推進し、諸課題に対してしっかりと対処していかなければならない」と訓示しました。

アジアパラ大会に出場 若生兄弟 川口市長を訪問

 10月、愛知県名古屋市で開催されるアジアパラ競技大会の視覚障害やり投げに出場する川口市にゆかりのある、若生裕太選手と弟の拳太選手が市役所を訪れ、市長に意気込みを語りました。

 川口市役所を訪れた若生裕太選手と弟の拳太選手は、10月18日から開催される「愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会」で、視覚障害やり投げの「弱視・視野狭窄」=F13クラスに出場します。

 川口市には裕太選手の住まいがあり、拳太選手も最近まで暮らしていました。

 2人は、「兄弟でメダルを持って帰れるように頑張りたい」と意気込みを語りました。

 これを受けて岡村ゆり子市長は、「川口市にメダルを2つ持ってくるという宣言をもらったので、非常に期待している」と述べました。

学生のキャリア形成支援 埼玉大学に「知るカフェ」

 埼玉大学で、学生のキャリア形成を支援する専門のカフェが1日オープンするのに先立ち、記念のセレモニーが開かれました。

 埼玉大学と、全国の大学でキャリア支援を行うカフェを営む「エンリッション」は、学生と社会人の交流拠点=「知るカフェ」をキャンパス内に1日オープンします。

 カフェは、図書館の一部を改修しておよそ70席を用意し、学生は無料でドリンクを楽しみながら将来の進路やキャリアについて考えることができます。

 オープンセレモニーで、エンリッションの大谷正奈執行役員COOは、カフェの利用を通じて「一人でも多くの学生にキャリアオーナーシップを育んでもらい、その人らしい人生を歩んでほしい」とあいさつしました。

 カフェは学生が運営し、初代の店長に就任した教育学部4年の井上泰志さんは、「新しいきっかけが生まれる場所を、この『知るカフェ』を通じて本気で作っていきたいと思っています」と抱負を述べました。

遠山記念館 企画展「舞いの造型」

 日本の伝統芸能、「舞い」をテーマにした絵画や彫刻を紹介する企画展が、川島町の遠山記念館で開かれています。

 会場には、舞踏にまつわる国内外の作品18点が展示されています。

 17世紀から18世紀の江戸時代に描かれた「布晒舞図」は、三味線と鼓の音に合わせて踊り子があでやかに舞う姿を表現した作品で、国の重要文化財に指定されています。

 昭和4年=1929年制作の「風神雷神図」は、鬼になる前の青年期の風神と雷神が勇ましく天空を舞う様子を再現しています。

 企画展「舞いの造型」は11月15日まで、川島町の遠山記念館で開かれています。