4月2日(水)のニュース

居住の82歳男性か 吉川で住宅全焼1人死亡

 2日未明、吉川市で住宅が全焼する火事があり、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。

 火事のあと、この家に住む82歳の男性と連絡が取れないということで、警察は身元の確認を進めるとともに火事の原因を調べています。

 2日午前4時半ごろ、吉川市会野谷で通行人の男性から「住宅が燃えている」と119番通報がありました。

 火はおよそ1時間半後にほぼ消し止められましたが、この火事で木造2階建て住宅が全焼し、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。

 警察によりますと、この家には石塚直樹さん(82)と妻が2人で暮らしていて、火事のあと石塚さんと連絡が取れていないということです。

 また妻は出火当時、外出していたということです。

 警察は見つかった遺体は石塚さんの可能性が高いとみて、身元の確認を進めるとともに火事の原因を調べています。

県内の2月有効求人倍率1.07倍

 ことし2月の県内の有効求人倍率は1.07倍で、8か月ぶりに減少しました。

 埼玉労働局によりますと、ことし2月の有効求職者数は8万7706人で、前の月より0.7パーセント減りました。

 また、有効求人数は9万4164人で、前の月より1.3パーセント減りました。

 この結果、仕事を求める人1人に対して何人の求人があるかを示す有効求人倍率は1.07倍で、前の月を0.01ポイント下回り、8か月ぶりに減少しました。

 現在の雇用情勢について埼玉労働局は「求人が求職を上回って推移しており、緩やかな持ち直しの動きが感じられる」とした上で「物価上昇などが、雇用に与える影響に注意する必要がある」と指摘しています。