4月14日(火)のニュース

クマの出没に備え 「緊急銃猟」県が初訓練 

 クマ被害が各地で相次ぎ、去年9月から「緊急銃猟」により自治体判断での発砲が可能となる中、飯能市で14日「緊急銃猟」の手順を確認する訓練が行われました。

 14日の訓練は、住宅街を流れる飯能市内の川周辺に、クマが現れたという想定で行われ、県の職員や警察官など130人が参加しました。

 訓練ではクマが人の生活圏に進入し、人身被害の恐れが強く緊急性があると判断した上で地域住民に弾丸が到達しないことなどの条件を確認しました。

 そのうえで、猟友会に対し証票が渡され、発砲許可が出されクマを駆除しました。

 県によりますと、昨年度のツキノワグマの出没件数は172件で過去最多だった2023年度を28件上回りました。

 今月から6月にかけて冬眠明けのクマの出没が増えるということです。

 このため県は観光客らに対して、出かける前にクマの出没マップの確認やクマよけの鈴の使用、見通しの悪い山林に近付かないことなどを求めています。

 また、クマに遭遇した場合は大声や急な動きで刺激しないことのほか、落ち着いて静かにその場を立ち去り、安全な場所に避難した上で市町村または警察署に通報するよう呼びかけています。

上里町長選挙 14日告示

 任期満了に伴う上里町長選挙が14日、告示されました。現職と新人2人による三つどもえの争いとなりました。

 上里町長選挙に立候補したのは届け出順に現職で3回目の当選を目指す山下博一氏(78)、新人で会社役員の内田浩氏(62)、新人で元町議会議員の納谷克俊氏(56)のいずれも無所属の3人です。

 投票は今月19日に行われ、即日開票されます。

元警察官が講師 AIの危険性などを教える教室

 元警察官が、AIの危険性と便利さを教える教室が越谷市で開かれました。

 この教室は、県警・特殊銃器部隊「RATS」出身でシステム開発事業を手掛ける会社代表の三森一輝さんが、AIの危険性と便利さを初心者にも理解してもらおうと企画しました。

 三森さんは、AIは知識の集合体で「生成AI」がきっかけで世界的に話題になったことなど基礎的な知識を説明しました。

 そして参加者は、AIで作った写真と本物の写真を見比べてどちらが本物か考えたり、AIで作ったアニメを見たりしてAIの現状を学びました。

 またAIで作った音声のオレオレ詐欺やプログラミングによる犯罪など、AI技術を悪用した犯罪事例を知ると、自身の身を守るためにも家族と合言葉を決めておくことなどを学びました。

超早場米 「五百川」田植え始まる

 JAいるま野の管内で地元ブランド米「五百川」の田植えが、14日始まりました。

 「五百川」は福島県で生まれたコシヒカリの突然変異種を改良したもので、ほかのコシヒカリよりも1か月ほど早い8月上旬に収穫できるのが特徴です。

 14日は、川越市内でおよそ300年前から代々、農業を営んでいる細田和美さんの田んぼで田植えが行われました。

 細田さんは、およそ13ヘクタールの田んぼのうち2ヘクタールで五百川を生産していて順調に育てばおよそ9トンが収穫できるということです。

 収穫された米は、8月上旬をめどにJAいるま野管内の直売所で販売される予定です。

野鳥の木彫り作品 「北本バードカービング展」

 野鳥の飛び立つ姿などを再現した木彫りの作品「バードカービング」の展覧会が北本市の県自然学習センターで開かれています。

 木をナイフや彫刻刀で彫って彩色を施し、鳥が羽ばたく瞬間や枝に止まって休む姿などを表現する「バードカービング」。

 会場では県自然学習センターで30年以上前から活動する北本カービングクラブの会員18人の力作、39点が展示されています。

 興治良一さんの作品は「サンコウチョウ」が羽を大きく広げて、飛び立つ瞬間を表現しています。

 特徴的な長いしっぽと目の周りとくちばしのコバルトブルーが目を引きます。

 工藤秀樹さんの「エナガ」は、親鳥に見守られながら9羽のヒナが身を寄せ合い餌が運ばれてくるのを待っています。

 渡辺ヒロ子さんの「コガモ」はメスの気を引こうと体を反らせて求愛行動をする姿がかわいらしい作品です。

 ほかにも会員がおよそ1年の制作期間で丹精込めて仕上げた数々の作品を楽しむことができます。

 北本バードカービング展は、今月19日まで開かれています。