11月22日(土)のニュース

県立大宮工業高校 創立100周年記念式典

 1925年に開校した県立大宮工業高校の創立100周年記念式典が22日、さいたま市で開かれました。

 大宮工業高校は来年度、浦和工業高校と統合し、ロボット技術など先端産業の分野で活躍できる人材育成を目指す県立大宮科学技術高校が、現在の大宮工業高校の場所に新たに開校します。

 式典に出席した在校生や卒業生などおよそ900人を前に、岩井幸一校長は「私たちは次の100年に向けて失敗を恐れず、挑戦する精神と社会への貢献を志す高い職業倫理を、新たな学校にしっかりと引き継いでいく」と式辞を述べました。

 また、全日制生徒の代表で生徒会長の石橋晃さんは「時代が大きく変化する中、求められる技術は高度化、多様化しているが仲間と共に成長する精神はこれからも変わらない。生徒たちもこの大きな転換期を経験できることを強く誇りに感じている」とあいさつしました。

 式典の最後には、今年度で最後となる校歌を斉唱し、これまでの100年の歴史を感じていました。

鉄道ふれあいフェア

 3連休初日の22日、鉄道のさまざまな魅力を楽しめる「鉄道ふれあいフェア」が大宮駅などで行われ、多くの家族連れでにぎわいました。

 このイベントは、大宮が「鉄道のまち」として栄えてきたことを伝えていこうと、JR東日本が34年前に始めました。

 会場では、シミュレーターを使った運転士体験や、電車の発車をアナウンスする車掌体験、それに駅長の制服を着て撮影できるブースなどが設けられました。

 また、模型電車を動かすことができる巨大な鉄道ジオラマのほか、実際に乗車できるミニ新幹線も運行され、訪れた家族連れは鉄道にかかわる様々なイベントを楽しんでいました。