2月19日(木)のニュース

八潮陥没 原因究明委 報告書「陥没の予測困難」

 去年1月、八潮市で起きた道路陥没事故をめぐり、原因究明委員会は19日報告書を取りまとめ大野知事に手渡しました。

 陥没の発生について「予測するのは困難だった」と結論づけています。

 事故発生から1か月余りで発足した原因究明委員会は、これまでに現地調査や意見交換を経て19日報告書を取りまとめました。

 そして、城西大学学長の藤野陽三委員長が大野知事に報告書を手渡しました。

 報告書によりますと、2022年2月、県の浮流式のカメラによる定期点検で水道管の内部は水しぶきや光量不足の影響で映像が不鮮明だったにもかかわらず、異常が少ない「ランクB」と評価していました。

 今回の陥没はこの区間で発生したとしていて、委員会は、鮮明な映像が取得できるドローンなどの調査機器の導入や評価基準の見直しといった再発防止策を提示しています。

 前回の調査当時の技術では、水の流れが早く直径の大きい下水道管内部を鮮明に撮影することが難しく、陥没を事前に予測するのは困難だったとしています。

 そして委員会は、県に対し、▼水しぶきなどで映像が確認できなかった箇所の再調査▼「点検困難箇所」の定義の見直し▼新たな調査技術の開発などの必要性を訴えています。

土地開発めぐり 元飯能市長 受託収賄疑いで逮捕

 飯能市内の土地開発許可をめぐり、有利な取り計らいを依頼する趣旨だと知りながら、業者者から現金500万円を受け取ったとして、元飯能市長が、19日逮捕されました。

 受託収賄の疑いで、逮捕されたのは、元飯能市長の大久保勝容疑者(73)です。

 警察によりますと、大久保容疑者は、市長だった2021年6月下旬ごろ、市内にあるテーマパークに隣接する山林で宿泊施設建築などの土地開発許可を出すことを依頼されたと知りながら、土地関連開発企業の60代の男性会社員から現金500万円を受け取った疑いが持たれています。

 山林は面積がおよそ3万8千平方メートルで、実際には土地開発の許可は下りなかったということです。

 警察の調べに対し、大久保容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

入所女性に性的暴行の疑い 児相職員の男 逮捕

 越谷市の児童相談所に勤務する職員の男が入所していた10代の女性に性的暴行をしたとして逮捕されました。

 不同意性交と児童福祉法違反の疑いで逮捕されたのは、越谷児童相談所の職員、清水龍一容疑者(28)です。

 清水容疑者は去年12月3日から22日ごろ、越谷児童相談所で入所者の10代の女性に対して、複数回、性的暴行をするなどした疑いが持たれています。

 警察によりますと、先月、越谷児童相談所の別の職員から「入所している児童が職員と性行為をした」との通報があったことから事件が発覚しました。

 警察の調べに対し、清水容疑者は「間違いありません」と容疑を認めていて、警察は、事件の詳しいいきさつを調べています。

飯能殺害事件 被告「似ている人なんだと思います」

 2022年、飯能市の住宅で、夫婦と長女の3人が殺害された事件で、殺人などの罪に問われている斎藤淳被告(43)の被告人質問が行われました。

 斎藤被告は、事件現場の防犯カメラの映像に映る人物について、「違います。似ている人なんだと思います」と主張しました。

 起訴状などによりますと、飯能市美杉台の無職、斎藤淳被告(43)は、2022年12月25日、アメリカ国籍のビショップ・ウィリアム・ロス・ジュニアさん(当時69)と、妻の森田泉さん(当時68)、それに長女の森田ソフィアナ恵さん(当時32)をおので殴るなどして殺害したあと、ビショップさんの家に放火したとして、殺人などの罪に問われています。

 裁判では被告が殺害したかどうかの「犯人性」と刑事責任能力の有無が争点となっています。

 19日の被告人質問で、斎藤被告は、事件現場の防犯カメラに映る人物について、弁護側から斎藤被告なのか問われると、「違います、似ている人なんだと思います」と主張しました。

 また、事件当日は、午前2時から午後3時ごろまで寝ていて、突然警察に連れて行かれたとして「身の覚えのないことなので早く帰りたいと思っていた」と述べました。

 また検察側から、殺人や放火の犯人ではないのかと問われた斎藤被告は、「はい」と答えました。

 裁判は、今月26日に結審し、判決は来月16日に言い渡されます。

6年ぶり6回目の出場 花咲徳栄に選抜旗授与式

 6年ぶり6回目の春の選抜高校野球大会に出場する花咲徳栄高校に19日、「選抜旗」が授与されました。

 式では野球部や大会の関係者らが出席する中、花咲徳栄高校の関正一校長から野球部の本田新志キャプテンに選抜旗が手渡されました。  

 県高野連の齋藤明博会長は「緊張すると思うが、あとで挑戦しなかったことを後悔しないようにチャレンジ精神で臨んで欲しい」と激励しました。

 そして、本田キャプテンは「花咲徳栄高校の代表、また埼玉県民の代表として精一杯プレーし、優勝を目指して頑張ってきます」と健闘を誓いました。

2月定例県議会開会 当初予算案など68議案提出

 2月定例県議会が19日開会し、過去最大となるおよそ2兆4300億円の新年度一般会計当初予算案など、68議案が提出されました。

 本会議に先立ち開かれた議会運営委員会では、日吉亨教育長の後任に県人権教育推進協議会の石川薫委員を起用するための人事案が示されました。

 そして、本会議では、68議案が一括して提出されました。

 このうち、新年度の一般会計当初予算案は、2兆4348億6500万円で2年連続で過去最大を更新しました。

 主な事業では、八潮市の道路陥没事故を踏まえた下水道管路の老朽化対策などに48億円余りが盛り込まれました。

 また、私立学校の教育費の負担軽減を目的に、授業料などの補助を実施する事業に342億円余りを計上しています。

 大野知事や県議らはイチゴの法被を着て議場をピンク色にし、「あまりん」や「べにたま」といった県産イチゴの魅力を発信しました。

 2月定例県議会は、今月26日から代表質問が始まり、予算特別委員会などを経て来月27日に閉会します。

ゲストは俳優・太川さん 「深谷バスサミット」

 地域の公共交通を取り巻く課題について俳優の太川陽介さんと一緒に学ぶサミットが、深谷市で開かれました。

 サミットには、主催した深谷市の埼玉工業大学で特命教授を務める俳優の太川陽介さんがゲストとして参加しました。

 はじめに、国交省の職員やバス会社の社員が、バスの運転手不足による路線バスの減少や廃止など、地域の課題がある中で、自動運転バスの導入で人件費の削減や高齢者の移動手段の選択肢となるメリットなどを紹介しました。

 太川さんは、「こんなに早い歩みで技術が進んでいることに驚きました。さらにバスの未来に期待を抱きました」と感想を話していました。

狭山市の住宅で強盗事件 79歳男性けが

 19日未明、狭山市の住宅に複数の人物が侵入し、この家に住む79歳の男性を殴って現金などを奪い逃走しました。

 警察は、強盗事件として逃げた人物の行方を捜査しています。

 19日午前4時20分ごろ、狭山市柏原の2階建て住宅で「何人かが室内に入ってきた」とこの家に住む79歳の会社役員の男性から110番通報がありました。

 警察によりますと、男性と70代の妻の2人が1階で就寝中に複数の人物が侵入し、男性を棒状のもので殴るなどの暴行を加え現金などを奪って逃走したということです。

 男性は、頭などにけがをしましたが命に別状はないということです。妻にけがはありませんでした。

 警察は、強盗事件として周辺の防犯カメラの映像を確認するなどして逃げた人物の行方を捜査しています。