4月25日(金)のニュース

本庄市の立岩寺 ボタンが見頃

 25日は日差しが届かず空気が冷たく感じられる1日となりましたが、本庄市の寺ではボタンが見頃を迎えています。

 「ボタン寺」として知られる本庄市の立岩寺では、ボタンが満開となりました。

 立岩寺には、赤や白、紫などおよそ150種類のボタンが植えられています。

 今からおよそ40年前、前の住職夫婦が手植えしたもので、はじめは20株ほどでしたが今では1500株となりこの時期になると色鮮やかな花を咲かせます。

 境内では、藤の花も咲いていて、コントラストを楽しむことができます。

 立岩寺のボタンの見ごろは来週末まで続くということです。

GW期間中の交通機関混雑予想 後半がピーク見込み

 26日から始まるゴールデンウイーク期間中の新幹線や首都圏の高速道路の混雑のピークは、上り下りともに後半となる見込みです。

 JR東日本によりますと、ゴールデンウイーク期間中の新幹線の指定席は今月9日の時点で、去年とほぼ同じ84万席の予約が入っているということです。

 下りのピークは5月3日、上りは5日と6日とみられています。

 JR東日本はホームページを確認して、混雑のピークを避け、席に余裕のある列車の利用を呼びかけています。

 一方、NEXCO東日本によりますと、首都圏の高速道路は下りのピークが5月3日、上りが5月5日で10キロ以上の渋滞が予測されています。

 NEXCO東日本は、混雑が予想される日や時間帯を避けた「分散利用」への協力を呼びかけています。

「朝日環境センター」10月に焼却処理 一部再開

 ことし1月、川口市のごみ処理施設「朝日環境センター」で発生した火災で、市は当初の予定より2か月早く、一部の焼却処理を再開すると発表しました。

 川口市は、ことし1月3日に「朝日環境センター」のごみピットから火災が発生した影響で業務を停止し、ごみの受け入れができなくなりました。

 このため市は、ごみの処理を県内や都内の処理施設に協力を依頼し対応しています。

 市は火災による被害について調査した結果、建物の構造を支える重要な柱やはりには影響がないことがわかり、補修工事の工期を短縮することが可能になりました。

 さらに、壊れた2基のごみクレーンを復旧するのに必要な資材を、予定より早く確保できたということです。

 このため当初の予定より2か月早い、ことし10月に、ごみ収集車の受け入れを一部、再開できることになったと発表しました。

 これにより、センターでは最大焼却量の3分の1にあたる1日140トンのごみを焼却することが出来るということです。

 クレーン2基を稼働させる本格復旧は、当初の予定通り来年3月を見込んでいます。

 また、市はごみ処理やクレーンの修理などセンターの復旧にかかる費用について、およそ67億4000万円かかるとしています。

女流工芸展

 県内外の女性工芸家が手掛けた作品の展示会が、県立近代美術館で開かれています。

 ことしで48回目となる「女流工芸展」には、刺しゅうや陶芸作品など163点が展示されています。

県知事賞を受賞した新潟県の市村久子さんの作品「夕映え」は、淡い色合いの中に緑とオレンジがアクセントとして入っていて斬新なデザインが特徴です。

 テレ玉賞に選ばれた、さいたま市の新井小百合さんは、ネコと女性の魂の絆を押し花で表現しました。

 ほかにもアクセサリーや食器など、生活に身近な作品を集めた展示コーナーも設けています。

 県女流工芸作家協会の滝沢布沙会長は「一つ一つの作品に願いや物語が込められている。会場で見てもらい、作品作りのきっかけにしてもらえれば」と話していました。

 女流工芸展は、県立近代美術館で27日まで開かれています。

ウォーターフェス 26日から

 所沢市にある狭山スキー場で、「海の世界」を楽しめるウォーターフェスが26日から始まります。

 25日は、地元の子どもたちおよそ30人が招待され、一足早くイベントを楽しみました。

 狭山スキー場は夏も多くの人たちに訪れてほしいと、4年前からウォーターフェスを開催しています。

 海をイメージした5つのエリアにイベントやゲームコーナーなどが用意され、スキー場で「海の世界」を楽しむことができます。

 海底エリアでは、横幅およそ7メートルの壁一面に海中の映像を投影し、海の中にいるような気分を味わえます。

 毎年、大人気の全長220メートルのロングスライダーには、サメの顔のアーチが取り付けられ、サメの中に飛び込むようなスリルが楽しめます。

 カニのバブルパーティーは、大量の泡の中でダンサーたちと一緒に踊ることができます。

 狭山スキー場のウォーターフェスは、26日から9月28日まで開かれます。