9月5日(金)のニュース

夜はじめごろにかけ 線状降水帯発生の可能性

 台風15号の接近に伴い県内では、朝から雨の一日となっています。

 これから夜のはじめ頃にかけて線状降水帯が発生し大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があり、注意が必要です。

 熊谷地方気象台によりますと4日の県内は、台風15号の影響で、夜はじめ頃にかけて雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨の降る所がありそうです。

 台風の進路や、発達の程度によっては、警報級の大雨となる可能性もあります。

 県内で予想される1時間降水量は、多い所で、南部と北部で60ミリ、秩父地方で40ミリとなっています。

 さらに線状降水帯が発生した場合、局地的に雨量が増え、大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。

 南部・北部では、夕方、低い土地への浸水、河川の増水や氾濫、土砂災害に警戒してください。

 県内全域では、夜遅くにかけて低い土地への浸水、河川の増水、土砂災害に注意・警戒して下さい。

 また県内は、夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となっています。落雷や、激しい突風、ひょうにも注意して下さい。

所沢市荒茶品評会

 所沢市でことし生産された荒茶の品評会が、入間市の県茶業研究所で行われました。

 荒茶とは、摘んだ茶葉を蒸して、揉み、乾燥させた状態のものです。

 商品として流通させるための選別や加工といった仕上げ工程が行われる前のお茶で、生産者の技量が強く反映されるといわれています。

 5日の品評会には、ことし摘んだ一番茶から生産された荒茶40点が出品されました。

 品評会では荒茶の見た目と、お湯に通した後の水の色、香り、味の合わせて4項目を点数化して審査します。

 5日出品された荒茶は、ブレンドされた後に仕上げの工程を経て、来月25日と26日に開かれる所沢市農業祭で販売される予定です。