越谷市 愛子さま鴨場で各国大使を接待
天皇・皇后両陛下の長女・愛子さまは17日、初めて越谷市にある宮内庁の「埼玉鴨場」を訪れ、カモを放鳥されました。
愛子さまは16か国の大使らが迎えるなか、越谷市の「埼玉鴨場」に到着すると、一人一人に笑顔で挨拶をされていました。
「埼玉鴨場」は、皇族が国賓などを招いて日本伝統の鴨猟を披露する接待の場として利用されていて、愛子さまは初めて訪問されました。
また、鴨場接待にお一人で臨まれたのは初めてです。
放鳥は渡り鳥として池に飛来する野生のカモを無傷のまま捕獲し、足環と呼ばれる目印をつけて放すもので、カモの生態や分布などの調査研究に役立てられています。
愛子さまは各国の大使らと一緒に鷹匠がカモの足に足環をつけるのをご覧になりました。
このあと、放鳥に挑戦しましたがなかなか飛び立たず、「大丈夫ですか」と鷹匠に声をかけられていました。
そして、再び挑戦されるとカモは勢いよく飛び立ちました。
愛子さまがカモを空に放たれると拍手が上がり、大使らも愛子さまにならって次々にカモを放ち、古くから伝わる伝統行事を楽しんでいました。
