2月2日(月)のニュース

所沢市強盗致傷事件 実行役の男 起訴内容認める

 おととし10月、所沢市の住宅に4人組の男が押し入り、現金などを奪った事件で強盗致傷などの罪に問われている男の裁判員裁判が2日、さいたま地裁で始まり男は起訴内容を認めました。

 起訴状などによりますと、森田梨公哉被告はおととし10月ほかの人物と共謀して、所沢市の住宅に押し入り、この家に住む85歳の男性を包丁で切りつけて、現金およそ16万円と財布などを奪った罪に問われています。

 2日の初公判で森田被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

 このあと、検察側は冒頭陳述で「高齢者層をターゲットとし、指示役から指示を受け他の実行役とともに被害者に怪我を負わせ、現金などを奪った」と指摘しました。

 一方弁護側は、「指示役から血だらけの男の写真と実家の外観の写真が送られてきて、脅されて指示に従った」として情状酌量を求めました。

 判決は今月9日に言い渡されます。

川口市長選 岡村氏が初当選

 新人6人の争いとなった川口市長選挙は、岡村ゆり子氏が初当選を果たし、初の女性市長が誕生しました。

 川口市長選挙の開票結果です。

 《当》岡村 ゆり子(無所属・新)85,637

    立石 泰広(無所属・新)51,248

    西内 聡雄(諸派・新)18,999

    古川 圭吾(諸派・新)17,230

    矢野 由紀子(無所属・新)10,934

    松浦 玄嗣(無所属・新)8,431

 投票率は40.98%で、過去最低だった前回4年前を19.31ポイント上回りました。

 初当選した岡村氏は44歳。川口市議を1期、県議を2期務めました。

 父親は13年前、在職中に急逝した岡村幸四郎元市長です。

 自民党の推薦を受け出馬した元県議会議長の立石泰広氏は、3万4000票あまりの差をつけられ次点でした。

 立石氏は「政策が届かず、市民の皆さんの気持ちを動かすことができなかったことが一番の敗因」と述べました。

岡村氏に当選証書付与

 選挙から一夜明け、岡村さんに当選証書が付与されました。

 市の選挙管理委員会の板橋智之委員長から、岡村さんに、当選証書が手渡されました。

 板橋委員長は、「川口市、60万人のトップリーダーとして、活躍されることを願っています」と述べました。

 岡村さんは「実感が増しました。正直ふわっとした中だったので、改めて頑張らないという思いを一層強くしました。皆さんと一緒に、市政を良くしていきたい。また良くなったと実感していただける市政運営、皆さんからお預かりした税金を無駄にすることなく、市民サービスとしてお返ししていけるような見える市政でありたいと思います。」と話しました。

 岡村さんは、今月9日に初登庁します。

新座市女性死体遺棄事件 53歳男を再逮捕

 先月9日、新座市の自宅アパートに知人の女性の遺体を遺棄したとして、53歳の男が逮捕された事件で、警察は2日、事件前、女性に暴行を加え車で連れ去った疑いで男を再逮捕しました。

 生命身体加害略取の疑いで再逮捕されたのは、新座市野火止の職業不詳 山口新容疑者(53)です。

 警察によりますと、山口容疑者は先月6日、知人の川越市下赤坂の会社員 山本早苗さん(51)を自宅近くで暴行し、車で連れ去った疑いが持たれています。

 山本さんは先月6日、自宅近くで行方不明になり、先月9日、山口容疑者の自宅から遺体で見つかりました。

 山口容疑者は、死体遺棄の疑いで逮捕・起訴されています。

 警察によりますと、2人は去年9月頃までに知り合い一時期、交際していたということです。

 また、山本さんは知人に「交際していた人から別れた後も言い寄られている」といった旨の相談をしていたということです。

 山口容疑者は、当初「間違いありません」と容疑を認めていましたが、現在は一転して容疑を否認しているということです。

適正な取引実現に向け中小企業相談窓口設置

 エネルギーや原材料価格の高騰など、社会経済環境の変化に対応した経済対策を議論する県の戦略会議は、適正な取引に向けて県と経済団体などが一体となり、県内中小企業の相談に応じる窓口を全国に先駆けて開設することを決めました。

 中小企業の利益を保護し取引を適正化するため、ことし1月1日から下請法を改正した中小受託取引適正化法=取適法が施行されました。

 取適法は、委託業者が協議に応じず一方的に代金を決めるなど、11の禁止事項を設けていて、法律違反が疑われる行為があった場合は、国の公正取引委員会や中小企業庁が、事業者からの相談や通報を受け付けます。

 戦略会議は2日の会合で、国より身近な県や県内経済団体などが中小受託事業者の相談や通報に応じる「県適正取引情報共有ネットワーク」を立ち上げることを決めました。

 ネットワークは、取適法違反の疑いの可能性が高いと判断されれば、事業者の意向を確認したうえで国に情報を提供します。

 県によりますと、県や地域の団体が連携して適正な取引を目指すのは、全国で初めてだということです。

出雲大社埼玉分院で 珍しい豆まき

 あす2月3日は節分です。

 朝霞市にある出雲大社埼玉分院では、珍しい豆まきが行われています。

 出雲大社埼玉分院は島根県の出雲大社から分霊され、県内唯一の出雲大社です。

 出雲大社の節分祭は、高さ6メートルの鳥居を越えるように豆を投げ、「厄を払い」「福を招く」独自の豆まきが行われます。

 埼玉分院は、3メートルの鳥居の上に高さ6メートルを表す風船を浮かべ、投げた豆が6メートルを越えると「厄落とし」、3メートルを越えると「福が来る」とされていて、訪れた人たちが挑戦していました。

県障害者スポーツ協会 設立20周年記念式典

 障害者たちのスポーツ活動を幅広く支援している県障害者スポーツ協会の設立20周年記念式典が1日、さいたま市で開かれました。

 式典には、名誉会長を務める大野知事らを来賓に迎え、協力団体の代表や県内在住のパラリンピック・デフリンピックの選手など、およそ200人が出席しました。

 川本武彦会長は「障害者スポーツの社会的意義に理解を示す企業・団体が増えており、この輪を広げていきたい。社会全体の共生を見据え、1人1人が主役になれる場となるよう、これからも協力をお願いしたい」と挨拶しました。

 このあと、協力企業や団体などに感謝状や功労賞が、おととしのパリパラリンピック車いすテニスの女子ダブルスで、金メダルに輝いた田中愛美選手ら50人に特別賞と会長特別賞がそれぞれ贈られました。