6月30日(火)のニュース

埼玉県 5月有効求人倍率 0.95倍

 ことし5月の県内の有効求人倍率は0.95倍で、前の月を0.01ポイント下回り、2か月連続で低下しました。

 埼玉労働局によりますと、ことし5月の有効求職者数は8万8377人で、前の月から0.7パーセント増加しました。

 一方、有効求人数は8万4142人で、前の月より0.4パーセント減少しました。

 この結果、仕事を求める人1人に対して何人の求人があるかを示す有効求人倍率は0.95倍で、前の月を0.01ポイント下回り、2か月連続で低下しました。

 現在の雇用情勢について、埼玉労働局は「求職者が引き続き高水準にあり、求人の動きにも足踏みがみられるなど、持ち直しの動きに弱さが感じられる」としたうえで、「物価上昇・中東情勢などが雇用に与える影響に留意する必要がある」と指摘しています。

埼玉高速鉄道 延伸計画 事業者「財源踏まえ判断」

 埼玉高速鉄道の延伸計画についてことし3月、県とさいたま市が行った事業実施の要請に対し、事業者側は30日、明言を避けた上で「財源を踏まえ判断」とする回答を示しました。

 埼玉高速鉄道の延伸計画をめぐっては、ことし3月、大野知事と清水市長が事業者側に延伸事業の実施を要請していました。

 県と市の計画では概算事業費1440億円をかけ、浦和美園駅から東武野田線の岩槻駅までのおよそ7.2キロを延伸します。

 30日は事業者側の鉄道建設・運輸施設整備支援機構の堀口知巳理事長代理と埼玉高速鉄道の平野邦彦社長が県庁を訪れ、大野知事と清水市長に回答書を手渡しました。

 両者とも延伸事業を実施するか否か明言を避けた上で鉄道・運輸機構は回答書で「整備構想の認定の申請は引き続き協議を進め、経済社会情勢や財源の見通しなどを踏まえて判断する」としています。

 一方、埼玉高速鉄道は「営業構想の認定申請の準備に着手する」と回答しました。

 これを受け大野知事は「4者で調整して延伸の早期実現に向けて取り組みたい。両社の協力が不可欠」と述べました。

 清水市長は「今年度、県とともに環境影響調査など延伸設計に向けた準備を始めている。延伸と一体的にまちづくりを進めたい」と話しました。

大野知事と県議 去年の所得公開

 大野知事と県議会議員83人の去年の所得が県の条例に基づき、30日公開されました。

 大野知事の去年1年間の所得は、およそ4277万円で前の年に比べ31万円ほど増えました。

 内訳は、知事給与が2209万円、取締役を務める企業からの報酬が1430万円、不動産所得が609万円、雑所得が14万円となっています。

 一方、県議会議員で最も所得が多かったのは、南2区=川口市選出で自民党の永瀬秀樹議員でおよそ1億33万円、次いで南12区=さいたま市岩槻区選出で自民党の小島信昭議員のおよそ5540万円、南4区=さいたま市北区選出で、自民党の関根信明議員のおよそ5282万円でした。

県職員に夏のボーナス 4年連続増

 公務員に30日、夏のボーナスが支給されました。

 県の行政職員の平均支給額は、およそ86万3500円で、4年連続で増加しました。

 県人事課によりますと支給の対象となったのは、教員と警察官を含む職員6万5550人で、支給総額は612億2610万円でした。

 平均年齢41.7歳の行政職員の1人あたりの支給額は、平均で86万3588円と去年に比べおよそ3万8000円、率にして4.6パーセント増えました。

 これは、去年10月に行われた県人事委員会の勧告に基づくもので、4年連続で増加しています。

 一方、大野知事の支給額は、去年と同じおよそ350万円でした。

埼玉県の最低賃金 審議開始

 今年度の県の最低賃金を議論する審議会が始まりました。

 審議を経て、ことし秋ごろに賃金が改正される予定です。

 埼玉労働局で行われた審議会の初会合には片淵仁文埼玉労働局長のほか審議委員のメンバーなど、あわせて20人が出席しました。

 30日は片淵労働局長から審議会の野崎正会長に最低賃金の調査審議に関する諮問文が手渡されました。

 県内の最低賃金は昨年度、過去最大となる63円引き上げられ、1141円に改正されました。

 今年度は物価高が続く中、どこまで引き上げられるかが注目されます。

 審議会は8月上旬頃までに金額を取りまとめ、埼玉労働局に答申する予定です。

東北道 浦和料金所 違反車両の取締り

 大型トレーラーなどが規定の重量を超えて貨物を積んで走る違反車の取締りが30日、東北自動車道の浦和料金所で行われました。

 この取締りは、一定の大きさや規定の重量を大幅に超える違反車両が後を絶たず、道路に大きな負担をかけているほか、重大な交通事故の発生などさまざまな問題が生じていることからNEXCO東日本が行いました。

 30日は、東北自動車道の浦和料金所で18人の判定員などがタイヤの沈み具合などから25トンを超える重量オーバーの疑いがある大型トレーラーなどを誘導し、車両の重さを量る機械で総重量を計測しました。

 そして違反者には、その場で「措置命令書」が交付されました。

県内市町村で働く 職員採用合同説明会

 高校生や大学生らを対象とした県内市町村の職員採用の合同説明会が、さいたま市内で開かれました。

 説明会は、1999年から開かれていて、30日は市町村や消防組合などあわせて75団体が参加しました。

 会場には、職員が仕事の内容や、職場環境、採用試験などについて説明するブースが設けられ、狭山市では、小谷野剛市長がコロナ禍でのワクチン接種の対応について説明しました。

 また、市長らがまちの魅力を講演する集団説明会も開かれ、参加した人たちはメモを取るなどして自治体で働くイメージを膨らませていました。

 説明会は、1日も開かれます。

半年間の穢れを祓う 武蔵一宮氷川神社 夏越大祓

 さいたま市大宮区の武蔵一宮氷川神社で、半年間の罪や穢(けが)れを祓(はら)う神事、夏越大祓(なごしのおおはらえ)が30日行われました。

 「夏越大祓」は、半年間についたけがれを祓い残り半年間を健康に過ごせるよう祈る神事です。

 平安時代に宮中で罪やけがれを祓い清めた儀式がルーツで、その後、民間にも伝わり現在に至ります。

 武蔵一宮氷川神社では毎年、6月30日に行われています。

 神職や巫女は境内の神橋に設置された直径2.5メートルほどの茅の輪をくぐり、ゆっくりと斎場へと足を踏み入れます。

 そして、神職によって「大祓詞」が読み上げられ、人々のけがれを祓う「大麻」を左右に振ったり、「祓えつ物」と呼ばれる大きな布を引き裂いたりして祓い清める儀式が行われました。

 その後、儀式で使われた道具が納められた、「辛櫃」と呼ばれる木の箱をおたきあげのため、再度茅の輪を八の字にくぐりながら運んでいきました。

 訪れた人たちは身を清めて無病息災を祈っていました。